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メカジキ Swordfish
 

カリブ海のドミニカで発行された切手。メカジキも、時々対で遊泳することが知られているので、それを表わしているものと思われる。背景に見える魚の影は、餌魚を表わすのであろう。
原寸2.8×4.1cm。

 

アドリア海に面したアルバニアで発行された切手。学名がXiphias gladiolusとなっているのは、Xiphias gladiusの誤り。
原寸2.5×4.2cm。

     

スペインとイギリスの紛争の種になっている、英領ジブラルタル発行の切手。第2背鰭と第2臀鰭は、もっと丸味を帯びているし、尾鰭の形ももっと三日月形に近いが、メカジキの体躯の大きさがよく表現されている美しい絵柄である。
原寸3.0×3.8cm。

 

アラビア半島のオマーンで発行された切手。アラビア風にデフォルメされた図柄がおもしろいが、生物学的には正確な絵ではない。
原寸3.8×5.1cm。

     

アフリカのセネガル共和国で発行された切手。メカジキのジャンプの様子が見事に描かれている。上顎の長さがよく分かる絵になっている。遠くに見えるのは、沖合の島か?
原寸2.9×4.8cm。

   
     
 

図1:メカジキ成魚。左上は吻の背面観、右上は尾鰭の背面観。
 
学名:Xiphias gladius(Linnaeus, 1758)
分類:脊椎動物門、硬骨魚網、スズキ目、カジキ亜目、メカジキ科、メカジキ属(Vertebrata, Osteichthyes, Perciformes, Xiphioidei, Xiphiidae, Xiphias)
方言:メカ(関東)、ツン(土佐清水)、イザス、ギンザス(富山県)、クダマキ(高知県)、ゴト(鹿児島県)、シュウトメ(和歌山県)
各国語:Pez espada(アルジェリア、アルゼンチン、チリ、キューバ、メキシコ、ペルー、スペイン);Albacore(チリ);Espardarte(スペイン);Broadbill swordfish(オーストラリア、カナダ);Espadon(カナダ、フランス);Espadarte, Peixe espada(ブラジル);Chien-Chi-yu(中国);Sverdfisk(デンマーク);Xiphias(ギリシャ);Mas-hibaru(インド);Pesce spada(イタリア);Piscispat, Pixxi spad(マルタ);Broadbill(ニュージーランド、アメリカ);Common swordfish(アメリカ);Swordfish(アメリカ、イギリス);Dougso(フィリピン);Agulha(o), Espada(rte)(ポルトガル);Reste cuspada(ルーマニア);Kadu kpooara(スリランカ);Mech-ryba(ソ連);Swordfish(FAO英語名);Espadon(FAO仏語名);Pez espada(FAO西語名)
生態:本種の上下に扁平な著しく長い吻は、水平方向に、まるでサトウキビ刈りの大鉈を振るように、餌生物に向けて振るわれると考えられている(図2)。フロリダ沖でメカジキの餌生物を調べたところ、70〜80%が各種のイカで占められており、そのほとんどのものに、メカジキの吻による傷が見い出された。また、メカジキは吻を武器にしたり、それによって弱った餌物やその他のものに触れてみて確かめる習性がある。そのせいか、吻に輪ゴムなどがはまっていた例がかなり多く報告されている(図4)。クジラやサメにメカジキの吻がささり、折れて残されていたような例も知られている。猛烈な遊泳速度と勇猛性により、小舟に吻から突っ込むような例も、昔からよく知られている。アメリカの潜水艦“アルビン号”に、つっかけたこともある。  
図2:メカジキは、上下に扁平な吻を水平方向に振り、餌物に切りつけて殺したり弱らせてから食べる。

図3:メカジキの成長に伴う体形の変化。体長:23cm(A)、53cm(B)76cm(C)、156cm(D)。成魚になるにしたがって歯、鱗、側線などは消失し、高速遊泳に適応して背鰭と臀鰭(黒く示してある)は相対的に小さくなる。また、胸鰭は大きく下方に向かい、尾鰭は半月形になる。
 

成魚の胃内容物は、場所や季節によって違うが、一般に遭遇したものは、なんでも餌にするという傾向が強く、頭足類、魚類、甲殻類など広範囲にわたっている。イカ類の多いところでは、主として、イカ類を餌にしているようである。メカジキの年齢査定は、決定的な年齢形質が見い出されないせいもあって諸説があるが、北西大西洋では、雄より雌の方が成長が早く、1齢で約4kg、2齢で約15kg、3齢で約40kg、4齢で約70kg、5齢で約110kgに達すると考えられている。南西大西洋では、2齢で体長160cm、体重60kgに達すると考えられている。太平洋では、1齢で体長50〜60cmに達し、商業漁業で漁獲されるものは4〜5齢の魚が主であり、5〜6齢で最初の産卵に参加するものと考えられている。一般に、大型魚ほど低水温域まで回遊し、90kgより小型のものは18°Cより暖かい海域に出現することが多い。産卵は、全世界の暖海で周年にわたって行なわれる。稚仔魚の最もよく出現するところは、水温23〜26°C、塩分35.8〜36.4%の海域である。

大きさ:全長4.5m、体重540kgに達する。IGFA All Tackle World Recordは、インド・太平洋では、男性の60kg(130Lb)ライン・クラスで、1953年5月7日にチリのイキイケで、Mr.L.Marronによって樹立された536.15kg(1182Lb)である。

生息域:メカジキは、熱帯亜熱帯海域で産卵し、若年期から中型魚に達するまでは索餌のため、おうおうにして極前線附近まで達する。しかし、主として、暖海に過ごし、大型魚は夏期には、極前線を突破して高緯度海域まで回遊するが、その後、熱帯亜熱帯海域までもどって産卵する。北西太平洋では、海面から水深550m位の深さまで分布し、夜間には海面近くにいることが多い。時には、水温5〜10°Cの水深650m位のところまで潜行することも知られている。  

図4:メカジキの吻にはまったビニール製の化粧品のチューブの切れはし。輪ゴムがはまっていたメカジキの吻の例も2〜3知られている。このことは、メカジキが吻をよく使用するということと無関係ではないと考えられる。メキシコ、コリマ州マンサニオの日系メキシコ人で、有名なスポーツフィッシャーマンとして知られる、ギュルモ・モリノシン・アダチ氏の提供資料による。

 
分布:全世界の熱帯・温帯・亜熱帯海域。
漁法:浮延縄、トローリング、突きん棒、定置網、以上は他魚種との混獲で、特別にメカジキのみを狙う時には、メカ縄(夜縄)が用いられる。これは、メカジキが夜間に海面近く浮上する習性を利用して、通常のマグロ・カジキ用の浮延縄に改良を加えて、釣りバリの位置を浅くして夜間に行なう漁法である。
漁場:メカジキの延縄による好漁場は、20〜45°Nの北太平洋中西部海域、南太平洋のオーストラリア東部海域、東部太平洋低緯度海域、南西大西洋カナダ・アメリカ沖合海域、南西大西洋のアルゼンチン・ブラジル沖合海域に形成される。
利用:新鮮なものは、刺身でもうまいが、やや脂っぽい。ステーキや照り焼きで食せば極めて美味
切手に見るカジキ
   
スタンプに見るカジキ
 
バショウカジキ
ニシバショウカジキ(A)
ニシバショウカジキ(B)
メカジキ
ニシメカジキ
クロカジキ
 
 
 
 
 
 
 
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