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BIG BLUE CHASE KAZIKI
 
 
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ニシマカジキ White Marlin
 

カリブ海のグレナダで発行された切手。胸鰭が鎌状に尖って描かれてあるが、ニシマカジキの胸鰭はもっと丸味をおびる。
原寸2.6×4.0cm。

 

キューバ発行の切手。自然状態での跳躍姿勢をとらえている。背景はハバナのビルディングか?
原寸3.1×4.1cm。

     

カリブ海のドミニカで発行された切手。Makaira albida(=Tetrapturus albidus)とあるからニシマカジキであるが、sailfishのような第1背鰭をしているし、第2背鰭と第2臀鰭の形もおかしいので、生物画としては正確さを欠いている。しかし色どりもよく絵としてはおもしろい。
原寸2.5×3.9cm。

 

大西洋の英領バージン諸島発行の切手。カジキの絵はやや性格さを欠くが、ニシマカジキと思われる。
原寸2.5×3.9cm。

     
 

ニシマカジキの成魚。
 
学名Tetrapturus albidus Poey,1860
分類:脊椎動物門、硬骨魚綱、スズキ目、カジキ亜目、マカジキ科、フウライカジキ属(Vertebrata, Osteichthyes, Perciformes, Xiphioidei, Istiophoridae, Tetrapturus
方言:ニシマカ、マカ(マカジキと区別せずマカと言う場合もあるが、最近はニシマカあるいはニシマカジキで通っている)
各国語:Agulhao, Agulhao branca, Bicuda, Espadarte meca(ブラジル);Makaire blanc, White marlin(カナダ);Aguja blanca, Aguja, de paladar, Blanca, Cabezona(キューバ);Makaire blanc(フランス);Marlin bianco(イタリア);Espadon(モロッコ);Agulha, Espadium blranco,Espadium pequenho, Espadon branco do Atlantico(ポルトガル);White marlin, Wit marlyn(南アフリカ共和国);Aguja blanca, Alfiler, Alton, Cometa, pez aguja(スペイン);Skilligalee, White marlin(アメリカ合衆国);Belyi marlin(ソ連);Aguja blanca(ベネズエラ);White marlin, Aguja blanca(西インド諸島一般);Atlantic whit marlin(FAO標準英語名);Makaire blanc de L'Atlantique(FAO標準仏語名);Aguja blanca del Atlantico(FAO標準西語名)

フィッシング・ラインから逃れようと、ジャンプを繰り返すニシマカジキ。体側の鮮明なストライプに注目!
写真提供/Billfish by Charles O. Mather, Saltaire
  生態:ニシマカジキはあまり大きな群を形成せず、索餌の場合でもせいぜい15尾程度までの群が普通である。多くの場合は数尾の群をなし、時に対をなしてtailing(尾鰭上葉を海面上に出すこと)で遊泳することもある。アメリカ合衆国のウッズホール海洋研究所がスポーツフィッシュ各団体との共同で実施した北西大西洋での標識放流計画において、10数年間で約9000尾を放流し144尾の再捕を得ている。これは約1.8%の再捕率であり、北西大西洋での本種に対する漁獲圧はそれほど高くないと見てもよいであろう。再捕結果の中で最長移動距離は、約1年5ケ月間(1969年4月〜1970年7月)での、フロリダ沖からブラジル沖にいたる約5000kmであった。それ以外の再捕結果から求めた移動距離はそれほど大きくなく、約1000km前後であった。カジキ類は体の大きさと遊泳能力を考えると渡洋回遊をするようなマグロ類と比較して移動距離は短い。従って分布範囲も狭く、本種もその例外ではない。本種は胃内容物の消化状態から判断して、主に昼間、摂餌活動を行なうと考えられる。ニシン類、ウルメイワシ類、サヨリ類、アジ類、サバ類、シイラ類、シマガツオ類、カワハギ類などの魚類やイカ・タコの類を主な餌とし、その他遭遇するものをほとんど手当り次第に餌にすることは他のカジキ類の食性とほぼ同様である。比較的大きな餌をとる時には長く伸びた上顎(吻または嘴)を振って餌をたたいて弱らせたり、殺したりして食べるが、小さな餌は通常の食べ方をすると考えられている。
 
大きさ:全長約3m、体重約90kgになる。浮延縄による商業漁業では、全長150〜250cmのものが主体。ゲームフィッシング(IGFA発行World records game fishesによる)での最大のものは男性の15kg(30lb)ラインクラスでMr.Evandro Luiz Cosnerが1979年12月8日にブラジルのヴィトリアで樹立した82.5kg(181lb 14oz)である。これはオールタックル・レコードでもある。
 本種はマカジキ類のうちでmarlinと呼ばれるものの中では最小で、他のmarlin(マカジキ、シロカジキ、ニシクロカジキおよびクロカジキ)はいずれも軽く100kgは超え、クロカジキに至っては約900kgにも達することが知られている。
生息域:水温22°C以上、塩分35〜37%の海域に多く出現し、青色水(blue water)海域を好み緑色水(green water)海域はあまり好まないと言われている。また0.5〜2ノットの海流のある海域を好み、潮目や海藻などが集まるところに多く出現する傾向がある。
分布:大西洋。地中海にも時々回遊する。
漁法:浮延縄、トローリング、大目流し網。
漁場:本種の漁獲の多い延縄漁場は北半球の暖かい季節(4〜9月)にはメキシコ湾やカリブ海に形成され、南半球の暖かい季節(10〜3月)にはブラジル沖に形成される。また、本種のスポーツフィッシングは、フロリダ州各地やメリーランド州のオーシャンシティー沖、ベネズエラ沖などで最も盛んだが、メキシコ湾、カリブ海周辺、ブラジル沖などでもよく行なわれる。
利用:延縄漁船が日本へ冷凍で持ち帰るものは肉質のよいものは刺身にされるが、そうでないものは、練製品原料にされる。大西洋各地では燻製として特に喜ばれるが、市場に出回るほどには利用されていない。
備考:1930年代から50年代にかけての文献で、本種の翻訳に誤りがあり大きな混乱をひき起こしたことがあるので、これには注意を要する。
 すなわち本種を日本語に直訳してシロカジキとしており、それは本来のシロカジキMakaira indicaと混同されている。逆にシロカジキをWhite marlinと英語に直訳することにより、本来のシロカジキと本種との混同を引き起こしている。そこで科学論文は勿論のこと紀行文やルポなどにおいても、その点に充分注意して翻訳するか学名を使用することをお薦めする。
切手に見るカジキ
   
スタンプに見るカジキ
 
バショウカジキ
ニシバショウカジキ(A)
ニシバショウカジキ(B)
メカジキ
ニシメカジキ
クロカジキ
 
 
 
 
 
 
 
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